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2024.09.20

【先輩社員インタビュー】「“ゲームに恩返しできる仕事”がしたくて」プランナー/入社2年目


――リュウズオフィスに入社したのはいつごろですか。

私は2023年1月に入社しました。前職がセールスプロモーション関連の仕事だったため、その経験を生かせる会社を探していたところ、転職エージェントに紹介されました。

私自身、仕事や人生がつらいときにゲームに救ってもらった経験があったので、好きなものに関われるだけでなく、「ゲームに恩返しできる仕事」という点に強く魅力を感じました。

――「ゲームに救ってもらった」というのは、具体的にどんな……?

前職で仕事に行き詰まってしまい、一時体調を崩していたときがあったんです。そんなとき友達に薦められて遊んだ『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』が本当に良くて……。

当時の自分は、営業ノルマとか周囲のプレッシャーとか、とにかく「周りの期待に応えなければ」という重圧をずっと感じていて、それで消耗してしまっていたんだと思います。

でも、それぞれの過去や境遇と葛藤しながらも、自分たちの正義や美学を貫くために戦う『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のキャラクターたちを見ていたら、自分がいかに周りの目を気にして、主体性を失っていたかに気付かされました。そして物語中で「芯」のある振る舞いをする彼ら彼女らから勇気をもらい、すごく前向きな気持ちになれたんです。『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』という作品を通じて、「自分が正しい・進みたいと思った道を進んでもいいんだ」と教えてもらえたおかげで今の自分がいます。

あと、それがきっかけでパーマをかけたり、今の髪色に染めたりするようになりました(笑)。

――「プランナー」というのは具体的にどんなことをする仕事ですか?

一人でも多くのユーザーに作品が届くように、具体的なプロモーションプランを提案し、実行するのがプランナーの仕事です。作品の性質や立ち位置をまず分析し、そのうえでいつ、どのように情報を伝えればユーザーの熱量を最大化できるのか。近年のゲーム業界では、発売後の「売り伸ばし」も重要な観点なので、どうすればもっとゲームを届けられるかは常に考えています。


――これまでどんな作品に関わってきましたか。

『違う冬のぼくら』や『FAIRY TAIL ダンジョンズ』など、講談社ゲームクリエイターズラボさんの複数の作品のプロモーションを担当しています。

『違う冬のぼくら』は、発売から既にヒットしているタイトルでしたが、「さらに多くの方に手に取ってもらうには」という観点で、弊社の持つ知見からSteamページの改修や、適切なセールイベント・情報露出の提案などをさせていただきました。現在は全世界で60万本以上の販売を記録しており、こうして素晴らしい作品を一人でも多くの方に届けるお手伝いができることが、本当に幸せだなと感じます。

――仕事でよく使うツール、ソフトなどを教えてください。

基本はPowerPointとExcelです。PowerPointは資料作成、Excelはデータの分析全般で使います。
またSteamをはじめとした各種プラットフォームの管理ページから得られるデータについては、数値分析・状況把握等に日々活用しています。



――仕事をする上で、特に心がけていることはありますか?

私たちの仕事は「ユーザーの心が動くきっかけを作ること」なので、普段の生活の中でも「人の心が動くのはどんなときか」というのは意識するようにしています。

例えば新商品やサービスの発表など、言葉や演出といった「伝え方」ひとつで情報の受け止められ方は大きく変わってきます。情報過多な現代のなかで、どのように工夫して伝えれば世間が関心を持ち、ファンになってくれるのか。ニュースに限らず、小説や映画、お笑いなど、どんなところにもヒントは転がっていると思っています。

――広告の分野で、リュウズオフィスの強みはどんなところにあると思いますか。

やはりゲーム業界で長年培ってきたノウハウや、豊富な知見があることだと思います。それを自分が窓口となっていかに引き出し、クライアントに還元できるか。日々変化し続けているゲーム業界にあって、常に最新の知見が手に入る環境にあるのも、他の会社にはない強みだと思っています。

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